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おおきく振りかぶって 第9話「研究されてる」 [アニメ]

おおきく振りかぶって 第9話「研究されてる」を視聴しました。

序盤4失点を喫しましたが、美丞大狭山の作戦に気づき、
三橋-阿部のバッテリーがピッチングの組み立てを変えて、
美丞大狭山打線をどう抑えるかが今回のポイントです。

まず今回一番印象に残ったのは、3回裏二死二三塁で4番田島の打席。
美丞大狭山の投手が走者を無視し、ワインドアップでバッター勝負を挑んだシーン。
(ポイントとは全く違うシーンですがw)

※通常、投手は走者がいる場合、盗塁される可能性があるので、セットポジションで
 投げますが、セットはワインドアップで投げるより、球威が落ちます(ワインドアップ
 は体全体を使って投げられるので、ボールに力が乗りやすいということです)。

今回は二死二三塁だったため、田島を打ち取ればチェンジすること、
西浦が小細工するより4番田島の打力を優先すると考えられたこと
(本盗はあり得ない)、加えて田島が左で三塁走者が見やすいこと、
そして何より田島を打ち取るには、持てる力を全て発揮する必要があったと
考えたための選択でしょう。

結果は見逃し三振、見事投手に軍配が上がりました。
確かに、あのコースはいくら田島でも打てませんね。
おおふり1.jpg

それにしても、見逃し三振というのは、
リード面から見れば、相手打者の読みをハズした、
投手から見れば、打者の手が出ないところに投げたわけですから、
最高のアウトの取り方なんでしょうね。

以下、前回と同じように、配球を書きだしましたが、
今回はしっかり描写していないこともあり、間違ってるかもw?

■3回表(美丞大狭山)
 ・3番(左打者、特徴:内角好きで1発がある。①2塁打)
  1球目:内角直球
  2球目:内角直球
  3球目:外角カーブ空振り三振

 ・4番(左打者、特徴:打点が多く外角を打っている。①右本)
  1球目:外角シュート(ボール)
  2球目:内角シュート空振り
  3球目:内角スライダーを三邪飛

 ・5番(右打者、特徴:不明。①中飛)
  1球目:外角直球(ボール)
  2球目:外角カーブ(ボール)
  3球目:外角カーブを二ゴロ

 ※3回は、初めて0点に抑えました。
  3番打者への配球で、美丞大狭山の作戦が明確になりました。
  そして4番打者ですが、ここは先手先手でうまく逆を付きました。
  初級の外角で前の打席と同じ配球を意識させ、2球目は待っていた
  内角を球種を変えて空振り、今度は1打席目とは違う配球を意識させて、
  最後は内角スライダー(要は本塁打を打たれた球種)を投げました。
  が、今度は打者にその意識がなく三邪飛とうまく打ち取っています。


■4回表(美丞大狭山)
 ・6番(右打者、特徴:不明。①二飛)
  直球を左飛

 ・7番(左打者、特徴:外の流し打ち。①三ゴロ)
  投ゴロ

 ・8番(右打者、特徴:内角が好き。①右前打)
  外野飛

 ※4回も0点。


■5回表(美丞大狭山)
 ・9番(右打者、特徴:内角を引っ張る。①三振)
  1球目:外角スライダーを中前打
  
 ・1番(左打者、特徴:内角好き、四球が多い。①中前打②中前打)
  1球目:外角シュートでボール
  2球目:外角シュートでボール
  3球目:内角スライダーを中前打(右中間より)

 ・2番(右打者、特徴:不明。①一邪飛②三振)
  1球目:外角直球でストライク
  2球目:真ん中直球(思い切り?)
  3球目:カーブを投ゴロ

 ・3番(左打者、特徴:内角好きで1発がある。①2塁打②三振)
  1球目:直球を右犠飛(+1点)

 ・4番(左打者、特徴:打点が多く外角を打っている。①右本②三邪飛)
  1球目:(1回首振り)外角直球
  2球目:外角直球
  3球目:(1回首振り)カーブ(直球?)で三振

 ※5回は1失点。
  ここまで3番には直球、シュート、カーブ、スライダーを使いましたが、
  阿部君が決めの落ちる球と言ってました。球種なんでしょうね?
  頼みの直球も100km/hの球速で練習していた美丞大狭山には通じず、
  右犠飛を打たれました。
  1番打者はこの日3安打と当たってますね。5打点も全て左打者です。
  三橋君が左に弱いという認識はありませんが、美丞大狭山は
  左の好打者が多いので、ここを抑えないとダメですね。


5回の美丞大狭山の追加点は、2点差になり流れが西浦に傾いている
状態だったため、非常に大きな追加点になりました。
3番打者に犠飛を打たれ、ホームベースカバーに入っていた三橋君が
がっくりしたのが印象的でした。

阿部-三橋バッテリーは6回以降、美丞大狭山打線を押さえられるのか!?
おおふり2.JPG

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takao

>セットはワインドアップで投げるより、球威が落ちます

その昔、ヤクルト時代の石井一久が、ワインドアップで酷かったのでセットにしたらコントロールがまともになった上に、球速も上がったことをなぜか思い出しましたw
プロ野球ニュースで誰かが「おかしいですよねw」と言っていたのを思い出しましたw

6回ですか。
そろそろ、運命の時ですね。
あぁ、怖いような楽しみなような。
この試合は、阿部くんの成長であるとともに、三橋の成長の話だと思うので、凄く期待しています。
by takao (2010-05-30 22:28) 

bapio

>セットはワインドアップで投げるより、球威が落ちます

takaoさんに便乗してw
その昔石井一久がヤクルトのエースだった頃に、コントロールを重視するためにセットアップで投げていた時に、巨人戦のクリーンナップの時だけワンドアップで投げる姿がカッコよすぎましたw
まるでアニメみたいじゃないかww!

高橋由伸が、『僕の時だけ150キロで投げてくるんです。』って言ってたのがよかったですね~w
私は石井一久のファンで野球ファンになったのですが、ホント大したことないバッターには適当に投げてるんですよね、石井一久ってw

今は省エネ投球に変えてしまいましたが、昔は7回14kを毎試合取るくらいバッタバッタと三振の山を築いてたのですよねー。
石井一久が投げた試合の次の日だけはスポーツ新聞買ってましたw
カッコよかったなぁ~。
駄文すいません。
by bapio (2010-05-31 23:16) 

ロック

takaoさん、コメントありがとうございます。

ワインドアップからセットにすると、リリースポイント(ボールを投げる瞬間)が
一定になりやすい(体全身を使わないので)ので、コントロールが良くなる話は
よく耳にしますね。
でも、それで球威が上がったて初めて聞いたww
ワインドアップの体の使い方が悪いんでしょうかねww

例の件は6回ですか・・・・
三橋、阿部、田島・・・・西浦は苦労が続きますね。

>阿部くんの成長であるとともに、三橋の成長の話
残り4話ですかね。
ここはうまく描いて欲しいですね。
by ロック (2010-06-01 00:48) 

ロック

bapioさん、コメントありがとうございます。

>巨人戦のクリーンナップの時だけワンドアップ
そんなことがw
元々石井一久は少し荒れて打ちにくい感じもしたので、
限定でワインドアップを使うのはアリだと思いますw

>150キロで投げてくるんです
石井一久は、調子がいいと全く打てない投手ですよね。
そもそも左投手で150km/h投げる人もあまりいないですし、
中日も、あまり良い思い出はなかったようなw

>適当に投げてるんですよね
性格も適当みたいで、何もすることないから、
「契約するかなぁ」みたいなことを言ってた気がしますw

bapioさんの美学は、石井一久に通じる物があったとはw
って、そういえば、bapioさんはヤクルトファンだった気がしてきましたw
by ロック (2010-06-01 00:58) 

雪まるだ

美丞大狭山の攻撃の時に宇宙戦艦ヤマトで応援しているのが気になりました、ヤマトのDVD発売日が遅れたんですよね、当初6/4だったのに残念です。(わざわざ42インチのプラズマ入れたのに、残念)
by 雪まるだ (2010-06-01 22:40) 

ロック

雪まるださん、コメントありがとうございます。

以前(1期)から、おおふりではヤマトが使われていたと記憶してます。アルプス一万尺とか、野球の応援歌はマーチっぽいので、好きな曲が多いです。

ヤマトは復活篇でしょうか・・・?
ちょっとチェックしてなかったですが、7/23になってました。
劇場では見なかったので、どこかで見てみようと思います。
by ロック (2010-06-02 00:19) 

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